vol.349 割れたいくらの例え
2024-11-22
・聖者への質問
・戦争のない世界とは?
・人間一人一人に世界がある
・魂の段階
・夢遊病者たちは世界を持たない
・割れたいくらの例え
・古川くんだけが見えた世界
まあね「世界と自分が1つ」あるいは「自分は世界だ」というふうなこと、ニサルガダッタは その言葉に重みがあるから仰ってるよね、それ。その通りだと古川くんも理解してますけども。
で…たいがい普通の人が質問するんです、そこに。
「あなたは世界と1つだから自分はもうそれで満足してるとおっしゃいますけども、世界中にいま紛争があって、飢饉があって、飢餓の子供たちがいて、沢山の人が殺されていて。 こういう状況であなたの世界はどうなってるんですか?あなたはここに住んでるんでしょう?」っていう質問をしょっちゅう言ってるんですよね。あの問答集の中で、ニサルガダッタの。
ニサルガはもう面倒くさいから、「あなたの世界ではあるかもしれないけど、私の世界ではそんなことはもう一切ないよ」とニサルガはもう切り捨ててるわけですよ。
で、それだとね、やっぱわかんないんですよね、普通の人は。「何言ってんのかな?」って。もうそれはなんか、何か「認識の違いなのかな?」っていうぐらいに 思っちゃうわけですよね。
そうじゃないんだって。
ここは難しいとこで。
なんでかっつうと、ニサルガの世界、あるいは古川くんの世界と、あなた方の世界っていうのは違うんですよ。本当はっきり明確に違うの 。で、それがわからないよね。
じゃあ、人間1人1人の世界がたくさんあるんですか、と。そうなのよ、実は。
そうなんだけども、 これはね、誰も説明しないと思うからあれなんだけど、虚空蔵東京本で話す予定だったんだけど。
ここ難しいんだよね。
その前の話が実はあって、そこも話しちゃうんかな…。
要するにね、その…魂っていう話になっちゃうんだけど、魂には段階があるっていうのはわかるでしょ、みんな。
要するに、地球には今70億、もっとか、今増えてますよね、75億ぐらいになってるかもしれんけども。それぐらいの人間がいて(※2024年現在82億人)80%、大体60億ぐらいかな。60億ぐらいの人たちってのは、もう自分が生きてるのかどうかはっきりわかんないような感じで生きてるんですよ。
みんな生きてるって思ってるよ、もちろん。
美味しいもん食べて、女性・男性とセックスして、子供を持って、「楽しいよ」って。どっかに旅行行って、ディズニーランド行ってって。「生きてるよ」って言ってるけども、実は生きていないんですよ、みんな。
みんな、夢の中で無重病者みたいに、こう言われたから、ああ言われたから、SNSでこう言ってるからっていう感じで生きてるんですよ。
で、そういう人たちってのは、1つの世界を持てないんですよ、実は。
「持ってるんだけど、持てない」ってわかるかな。
イクラってあるでしょ。イクラって知ってる?寿司の。そうそうそう。あれ、鮭かな?鮭じゃないね。鮭の子供じゃないの?確か卵だよね。
あれはね…あの粒々だよ。粒々が1つの個人・個人としたら、粒々を爪楊枝かなんかで潰すと、 ぷちっと弾けるでしょう?で、溶けちゃうでしょ?あんな感じ。
その80%の人ってのは、自分の境界がないんですよ。なんて言うんだろう。自分の世界を持ち得ないんですよ。
だから、80%の世界っていうのは、ほぼ共通。1個の世界に固まっちゃってんですよ。本当は持てるんだよ、 自分というものを持ったら。
それがないから、80%はもうほとんど1つの世界、 ほぼ同じ世界だよね。だからあれだよ、誰かがこう言ったら、噂したら、あの人は…。
例えば斉藤知事?兵庫県の斉藤知事がテレビでああいうあの「あれはもう最低のやつだ」とか言ったら、もうバッシング、バッシング、バッシングでしょ?
で、残りの20パーセントの中の人たちは、それぞれの世界、自分の固有の考え方、人に左右されない考え方って持ってんですよ。 だから、そういうちゃんとした世界があるわけですよね。
その20%中のまた5%、そん中のまた1%、その中のまた0.2%という風に、その世界をしっかり持ってる人ってのの世界ってのがちゃんとあるんですよ。
これは全然言ってよ、誰もね。古川くんだけが解明した解明したってか「見た」世界観っていうか。実際見たことなんだけど。
なんでその80%の人がこういう生き方をしてるのかっていうのが分かんなかったので、解明したらこういうことだったんですね。こういうのはもっと詳しく虚空蔵東京本で話してます。
はい、今日はここまで。